· 

「信頼で売る」という当たり前が、なぜか特別になってしまった時代に

先日車検の1ヶ月前の点検見積もりというとで車屋に行ったんですが


車検の見積もりを見て、ふと思いました。

これって

自転車やバイクなどで修理とか点検に

持って行く人もある【あるある】ではないだろうか?


この整備、本当に必要なんだろうか?

この部品、ほんまに交換されたんかな?

この洗浄って、やったらどんな効果があるん?


そんな「?」が、いっぱい浮かんできました。





■ どこかにある“売り上げ至上主義”



もちろん、商売において「売上」は大事。

でも、「売ること」が目的になってしまった時点で、何かがズレていく。


– 不安を煽る

– 効果を誇張する

– 説明を曖昧にする

– 必要かどうかより、“売りやすさ”を優先する

(セット価格など)


…結果、お客さんが疑う。


「ほんまに必要なん?」

「やったって言ってるけど、本当にやったん?」

「この人の言ってること、信用してええん?」


そんな不信感が生まれる。


これって、めちゃくちゃもったいない話やと思います。





■ 本来の接客って、ただ“寄り添うこと”



僕が思う接客は、こうです。


「お客さんの話を聞いて、悩みを知って、

 その上で、できることを提案する。」


それだけ。


売ろうとか、押しつけようとか、

売上を立てようとか、そんな下心はいらない。


必要な人に、必要なものを、

必要な形で提供すればいい。

あとは、お客さんが決めたらいい。


それだけの話だと思うんですよね。





■ 信頼って、営業トークよりずっと強い



もし車屋さんに対して

「この人になら任せてもいい」

「変なもの勧めてこない」

「正直に言ってくれそう」

って思えたら?


バッテリー交換だって、エアコンフィルターだって、

「そうなんやったら、じゃあお願いね」と自然に頼める。


疑う余地がない。


以前あった

ビッグモーターの修理問題

ネクステージの保険改竄問題

車業界にはびこる闇・・・


ほんまはどうなのか?はわかりませんが



信頼って、

営業トークよりもずっと強い武器です。





■ 最後に:安心を売ってるってこと、忘れたらだめ、絶対。



商品を売ってるようでいて、

ほんまは「安心」を売ってる。


その「安心」があるから、

お客さんはまた来てくれる。


安心を壊してまで売上を取ったら、もう次はない。


だからこそ、説明は丁寧に。

ウソをつかずに。

提案はするけど、選ぶのはお客さん。


そのスタンスを忘れずにいきたいなって思うんです。


さてさて

車検どうしようかな・・・