シフォンケーキって、
シンプルな材料なのに
「ふわふわで感動するもの」と
「パサパサ or ベタッとしてしまうもの」が
ありますよね。
その差を生んでいるのが、
「配合バランス」と
「生地の扱い方」です。
第1回では、
レシピの細かい数字よりも
前に知ってほしい
**シフォンの“全体像”**を
お話しします。
シフォンケーキは 5つの材料のバランスでできている
シフォンケーキの基本材料は、
とてもシンプルです。
- 卵
- 水分(牛乳・水・豆乳・ジュースなど)
- 油(サラダ油・米油など)
- 小麦粉(+米粉やコーンスターチ)
- 砂糖
この5つのバランスが
少し崩れるだけで、
- ふくらまない
- すぐしぼむ
- パサパサする
- ベタつく
…といった失敗が起きます。
それぞれの材料の「役割」を知る
ざっくりですが、
THE NICOLEではこんなイメージで
捉えています。
卵
- 骨と筋肉のような存在。
- しっかり膨らませて、形を支える力をくれる。
- 卵黄と卵白のバランスが、コクと軽さを左右します。
水分
- しっとり感・口どけ担当。
- 水・牛乳・豆乳・ジュースなど、何を使うかで風味が変わります。
- 入れすぎると「生焼け・べちゃっと感」の原因に。
油
- ふわふわ感と口どけの鍵。
- 生地のきめを細かくして、時間がたってもしっとりさせる役割。
- 多すぎると重く、少なすぎるとパサつきます。
小麦粉(+その他の粉)
- 体を支える骨組み。
- 強すぎると重く、少なすぎると形が保てません。
-
薄力粉・強力粉、米粉やコーンスターチの配合で
「ふわふわ/もっちり/しっとり」が変わります。
砂糖
- 甘さだけでなく、「保湿」と「焼き色」を決める存在」。
- しっとり感を保ち、メレンゲを安定させる大切な役割も。
-
減らしすぎると、ただ甘さが減るだけでなく
食感やボリュームも落ちてしまいます。
バランスが崩れると、こうなる
たとえば、
こんな失敗はありませんか?
- 焼き上がりは膨らんだけど、冷めたらしぼんでしまった
- ふわふわだけど、食べたあと口の中がパサパサ
- しっとりを狙ったのに、ベタっと重たい
これはレシピが悪いというより、
- 卵黄と卵白の比率
- 水分量
- 油の量
- 粉の種類と量
のどこかのバランスが
少しだけずれていることが多いです。
シフォンは、
「どれかを増やしたら、何かを減らす」
という引き算・足し算の
バランス調整のケーキなんです。
THE NICOLEのシフォンづくりの考え方
THE NICOLEでは、
「幸せは体から」
というコンセプトで、
ケーキを作っています。
そのために、
配合バランスで意識しているのは、
- 食べたあとに重くならないこと
- 甘さと油分を“ちょっとだけ”控えめにすること
- でも、ふわふわ感と満足感はしっかり残すこと
-
その一つとして、
油は米油を使っています。
クセが少なく、後味が軽いので、
「2切れ食べても罪悪感が少ないシフォン」を目指せるからです。
第1回のまとめ
-
シフォンケーキは、
卵・水分・油・粉・砂糖の5つの材料のバランスで決まる -
どれか1つをいじるときは、
必ず他のどこかでバランス調整が必要 -
甘さや油をただ減らすだけでは、
ふわふわ感やしっとり感が失われてしまう
「なんとなくレシピ通りに作る」のではなく、材料それぞれの役割とバランスを意識すると、シフォン作りが一気に楽しくなると思います。
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次回予告:卵・水分・油をもっと深掘りします
第2回では、
- 卵黄・卵白の比率で起こりがちな失敗
- 水 vs 牛乳 vs 豆乳 vs 生クリームの違い
- THE NICOLEが米油を選んだ理由
などを、
もう少し踏み込んでお話しします。
シフォンが好きな方、
おうちでもふわふわを再現したい方は、
ぜひ次回も読んでいただけたら
うれしいです。


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