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南蛮カステラロール

2周年記念祭の
南蛮カステラロールが明日です

こちらの生地は
とりあえず
カステラのような風味豊かで
なめらかで口溶けの良い生地で
生クリームを巻きたいと思い
辿り着きました

他と比べると
わかりますが

口に入れた時に
生地なのか?クリームなのか?
わからないぐらい
とろけます。

たいてい
生地が口に残ったり
固まったり
ざらついたりする生地が
多いですが

とろけます。

薄い生地で
たっぷりの生クリームを巻いた
ロールならとろけるのは
当たり前のものですが

分厚い生地になると
なかなかそういう風にいきません

粉の入る量も増えますし
仕込みのちょっとした具合で
食感が全く変わります

食感が
全く変わるだけならまだしも
味も変わっちゃうですよね

生地が死ぬと
離水が始まるので
うま味も飛んでしまうんですね

これは
以前のシフォンケーキでも書きましたが
やはり卵の立て方と
生地の合わせ具合で
全く変わります

もちろん生地の状態で
焼き時間も変わります

実際の話
生地の状態が違い
焼き時間を変えるというのは
応急処置的なものなので

100%理想のものは焼き上がりません

生地作りが
本当に大事です

同じ生地でも
作る人で全く違いますから
本当にお菓子作りは
不思議です。

当店の生地は分厚めです
ということは
生クリームが少ないということなんですが

少なくても
生地がクリームのように
とろけるので
クリームが少なくても
美味しいんです

そして
クリームが少ないということは
クリームの脂肪分を摂取しないので
後味もスッキリで
後味が良いんですね

低甘味、体脂肪の生クリームを
使用してますが

さらに
美味しくスッキリ召し上がれます

そんな
ロールケーキです

蜂蜜の香りを感じながら
美味な生地のロールをお楽しみください