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練習はやるだけではない〜観察、イメージ、全てが学び〜

これは

自分でやっていたことであり


ケーキ屋問わず、シェフクラスの人や

それに準ずるような立場の人たちの

実践している例です。


多分

こういう考えかた、行動の仕方なので

仕事ができていくんだと考えます。


まず

仕事は全力で取り組むということ

 

そして

練習は「自宅」でする

 

フルーツのカット、ナッペ、生地作りなど

「技術が足りないな」と思ったことは

フルーツを買ってきたり

材料を買って家で作ったりして練習をしています

 

そして

また後日、職場でチャンスが来た時には

完璧にやってみせる。


そうすることで上司の信頼が得られます。

 

「おぉ、できるようになったな!」


すると次の仕事を任されるようになり、

また結果を出していく。

この繰り返しで、仕事を手にしていく感じでした。


そして

観察を続けることで技術を習得することもできます。


これ

僕が修行時代、本当に大変だったんですが


下の子が続かず、上が辞めずで

ずーと1番下っぱだったので


仕事をする機会、チャンスが

なかったんですよ


なので、先輩のやってることを

ずーとみてました


機材の使い方、仕込みの順番、生地の状態

そして失敗している時は

何が失敗の原因か?耳を立てて聴く


どのように生地を合わせ

どのように絞っているのか?


姿勢は?手首の角度は?

などなど


 そして

逆に自分がやっているなら

こうしている!というイメージをもつ


その先輩がやっている時も

家に帰って風呂に入ってる時も

ずーとイメージ


自分ならこうしている

こう混ぜる

このように仕事をしている


イメージを続け

身体に叩き込んでいく感じ


もうすでにやってますよー

という感じですね


これができて「観察ができた」というのかなと

僕は思います

ここまで「観察」できてますか?


自分の修行時代の話ですが


先輩からこれ前やったやんな?と聞かれ

やったことなかったけど

仕事できるチャンスなんて、なかなか得られないから


【あっ!あれっすよね。やりました】と言って

ほな仕込んで!

て言われて仕込んでいくということが

多々ありました。


教えてもらってないし

やったことないから

ドキドキもんですが


ずーと見てたし、イメージしてたから

大丈夫だと言い聞かせて

やってました


わからないところも

質問の仕方を考えて


わからない?

どうしたらいいではなく


あたかも知ってるかのように


これ、このようにしたら良かったですよね?

という確認を取るという

スタンスで質問してました。


結果は・・・

大成功でした。


もちろん

今後もその仕事はやらさせてもらえます


もちろん、失敗して

怒られたこともありました。


でも

そうしてまでも、

ケーキを作りたかったんですよね


では

次回まとめです